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ワーキングマザーのらくのすけが綴るラク(1996.6生・男)とハル(2001.1生・女)の子育て日記です。


by akirakuharu

灰谷健次郎さんと子どもの本のことなど

児童文学作家の灰谷健次郎さんが亡くなった。
「兎の眼」は小学校高学年,「太陽の子」を読んだのは中学校になってからだったか。
「てだのふあ」(太陽の子を意味する沖縄の言葉)という言葉が何故か忘れられない。
ふうちゃんの明るさと沖縄戦の悲惨さが当時は身に沁みたと思っていたけど
すっかりストーリーも忘れてしまったのでまた読んでみようかな。
「天の瞳」ってどうかな?こちらも読んでみようか。

も一つ子どもの本の話。
先日小学校のバザーがあり,体育館で店開きしているリサイクル物品の販売に行ってみた。
本のコーナーもあって
ラクに「名探偵コナン」のマンガを選んだりしてたら
横にいた2人のお母さんの会話が聞こえてきた。
「ねーこの本見て!」
「わー年期入ってるねぇ,うわ,1970年第3版の時に買ってるよ」
「私生まれてない…」
「自分が読んで子どもにも読ませたんだろうね~」
「すごーい物持ちがいいねぇ」
「あ,でも中は結構きれいよ,私買おっかなぁ」

と言ってレジに持って行ったその本は,
私の出した「しょうぼうじどうしゃじぷた」でした!!

これって実際は私でなく弟の愛読書だったのを
母が大事に取ってて,ラクが生まれた時に私にくれたのを,ラク,ハルと読み継いだもの。
さすがにもう読まないけど,孫に取っとくのもどうかな(苦笑)とバザーに出したんだった。
他には「だいくとおにろく」「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」も手放してしまいました。
でもこうしてまだ読んでくれる人が居て,すっごくうれしかった。
え?「それ出したの私なんです~」とは言えませんでしたが。だってトシばれるじゃん(爆)

今も我が家には私が子どもの頃読んだ
「うさこちゃんシリーズ」(←今ミッフィーちゃんね)や大草原の小さな家シリーズ
灰谷健次郎の「兎の眼」「太陽の子」などが大事に取ってあります。
うさこちゃん以外は今から子どもたちに読んでもらえるかなと思って。

灰谷健次郎さんのご冥福をお祈りします。
by akirakuharu | 2006-11-30 12:31 | ワタシ