読書メモ
2006年 01月 23日
「絵になるまちをつくる」
イタリアの都市と比較しながら日本の都市計画を考えるという新書。
今を去ること10ウン年前,職場の海外研修で
イタリアに3週間単独研修に行かせてもらった。
(こんなありがたい研修は今はもうありません。
まだ財政難も今ほどでなく,国際化流行りの時期だったからね,この頃は…)
この時のテーマが
「イタリアの広場から文化を考える」というもの。
その前の年に新婚旅行で初めてイタリアを訪れ,
街のあちこちに広場があって
その存在意義に強く心を動かされ,
文化行政なんて全くのシロウトなのに
こういうテーマをでっち上げ(?)研修論文を書いた。
イタリアの街は
この新書の著者の言うとおり「絵になる」まちで,
日本の,どこを切っても金太郎飴的な都市景観とはひどく違う。
私も研修以来,つくづくこのことを感じてきた。
この本は私の思ってものとちょっと違っていたし
話しが人口減少から都市計画から修復から森を創る,などと
飛躍し過ぎの論理展開は読みにくく,
気負いすぎる書きぶりも気になって
ずいぶん飛ばして読んだ。(笑)
でもま,久々にイタリアのあの町々の路地や広場や教会のファサードを思いだし,
あーまた行きたいな~,という思いを新たにしました。
それにしても何とかならんものでしょうかねぇ,日本の町は。
イタリアの都市と比較しながら日本の都市計画を考えるという新書。
今を去ること10ウン年前,職場の海外研修で
イタリアに3週間単独研修に行かせてもらった。
(こんなありがたい研修は今はもうありません。
まだ財政難も今ほどでなく,国際化流行りの時期だったからね,この頃は…)
この時のテーマが
「イタリアの広場から文化を考える」というもの。
その前の年に新婚旅行で初めてイタリアを訪れ,
街のあちこちに広場があって
その存在意義に強く心を動かされ,
文化行政なんて全くのシロウトなのに
こういうテーマをでっち上げ(?)研修論文を書いた。
イタリアの街は
この新書の著者の言うとおり「絵になる」まちで,
日本の,どこを切っても金太郎飴的な都市景観とはひどく違う。
私も研修以来,つくづくこのことを感じてきた。
この本は私の思ってものとちょっと違っていたし
話しが人口減少から都市計画から修復から森を創る,などと
飛躍し過ぎの論理展開は読みにくく,
気負いすぎる書きぶりも気になって
ずいぶん飛ばして読んだ。(笑)
でもま,久々にイタリアのあの町々の路地や広場や教会のファサードを思いだし,
あーまた行きたいな~,という思いを新たにしました。
それにしても何とかならんものでしょうかねぇ,日本の町は。
by akirakuharu
| 2006-01-23 12:19
| ワタシ