ワーキングマザーのらくのすけが綴るラク(1996.6生・男)とハル(2001.1生・女)の子育て日記です。


by akirakuharu

読書メモ(小説あれこれ)

仕事の忙しさと,ハルの入院などであまり読書が進んでないこの頃。
友人のブログではガシガシ読んでてすごいな~と感心。
最近読んだ小説だけちょっと紹介。
前川麻子以外は初めて読む作家です。

「僕のメジャースプーン」辻村深月
小学4年の男の子が,PTSDを患った同級生の女の子を助けたいという一心で,自分の持つ不思議な能力を操る努力をする話。ラクと同い年にはとても思えない大人びた主人公の描き方が不自然だったけど,人を救うということ,罪を犯した人間への罰をどう考えるかということを考えさせてくれたかな。

「いつもの朝に」今邑彩
 現代のカインとアベル,というモチーフのちょっとミステリータッチの小説。三浦綾子の「氷点」に通ずるモチーフと,主人公が中学生の兄弟だったのとで興味深く読む。血筋とか環境とかによる成長について考えた。

「誰よりも美しい妻」井上荒野
ちょっと壊れた妻と夫のハナシ。タイトルからして…ねぇ。江国香織の小説に少し似た雰囲気を持つけど,出てくる妻は江国の作品よりは現実的。いずれにしろ私には縁のなさそな世界…。
縁のある人は少ないと思うけど,結構皆あこがれる世界なのかしら?

「いつか愛になるなら」前川麻子
 もっと壊れた男女のハナシ。いつも私には理解しにくい,でも少しわかる…という恋愛世界を描くこの作家ですが,今回はもう無理だった…。こんなに強い感情を抱いて誰かを愛し続けるのはシンドイだろうなぁ。
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by akirakuharu | 2006-09-12 12:43 | ワタシ